競馬予想サイトとは何か、簡単にわかりやすく説明します。

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馴染みの無い言葉である事は確かだ。

競馬情報を手に入れる方法はいくつかある。コンビニで競馬新聞を買っても良いし、ネットでも情報は集められる。テレビでも『馬好王国～UmazuKingdom～』（フジテレビ）ではこじはるの予想を見る事が出来たり、今や競馬予想はあらゆるメディア媒体で手に入ると言っても良いだろう。

競馬予想サイトも、そうした競馬予想を公開している媒体の一つで、殆どがメールアドレス登録必須の会員登録制のサイトだ。

今回はそんな競馬予想サイトとは何かを解説していく。

競馬予想サイトは、競馬の予想を販売しているサイトだ。

競馬予想サイトは別名馬券予想会社とも言われる。 Wikipediaの解説によれば、以下の通りだ。

馬券予想会社（ばけんよそうがいしゃ）とは、競馬（おもに中央競馬が対象だが、地方競馬を対象とする会社も存在する）における勝馬投票券（馬券）の予想を提供する会社のことである。

殆どのサイトは、メールアドレスの登録だけで利用出来る。月額利用料などは発生せず、必要に応じて情報を購入したり、ポイントを購入して情報の閲覧に充てるといった利用方法だ。

競馬予想サイトの歴史はここ30年程で、故・大川慶次郎が立ち上げたホースメン会議などに事に端を発する。

ひと昔前は、電話やファクシミリで予想を提供する形態の所も多かったようだが、今の主流は電子マネーやクレジットカードなどで情報を購入するタイプが多く、時代の流れと共に進化している。

一見すれば競馬予想を取得する手段の一つに思える競馬予想サイトだが、いくつかの問題点がある。

競馬予想サイトの情報料金は一般的な競馬メディア媒体に比べても高額だ。その金額は、数万円～数十万円にも上る。

しかし、高額な情報料金を支払ったとしても的中率には反映される事はほぼ無いと言っても過言ではないだろう。

競馬予想サイトにはしばしば的中実績という項目で、過去の実績が紹介される事があるが、なかには実際に提供されていない、予想されていないレースを的中扱いにする架空の的中実績が掲載される事がある。

実際には提供・的中をしていないにも関わらず的中したと事実を捏造するのだ。

誇大広告や過剰な宣伝は悪質なサイトの常套手段だ。事実を誤認させて、あたかも高い的中率を持っているように見せかけたり、あり得もしない高額配当を得られるといったエサを撒き会員を勧誘する。

この手の文言を信じて購入したにも関わらず、自分が参加した時には当たらなかった、と言う経験をした方も多いのではないだろうか。事実、私がそうである。

競馬予想サイトはそれこそ星の数ほどある。

それらのサイトが全て悪質かと言われれば、必ずしもそうでは無いだろう。しかし、それらを一つひとつ検証するには金銭的にも時間的にも到底不可能で、優良か悪徳かを立証する事は不可能に近いと言っても良いだろう。

では、「優良な競馬予想サイトは存在するのか？」という問いに答えるとすれば、私の結論は「NO」だ。少なくとも、自己資金の範囲で競馬予想サイトを見つけようとするなら、もう一度考え直す事をオススメする。

上記の通り、競馬予想サイトは悪質な業者が多く、素人目でそれを見破るのはまず難しい。相手は言わば詐欺のプロ。どうすればカモが引っかかるかは知り尽くしている。見破るだけの知識と自信があるというなら、話は別だが少なくとも私は気づけなかった。

もしこれから競馬予想サイトの利用を検討しているのであれば、この業界には正当な業者は皆無で不的中のリスクを十分に踏まえた上で天秤にかけるのが良いだろう。

悪徳な競馬予想サイトを告発する